ブログ

股関節の動きについて【お股の動き】とスクワットの股関節の動きについて

久しぶりの投稿です。

股関節とはどこのことなのか?どのような動きができるのか?を踏まえてスクワット【しゃがむ】時の股関節の動き【足の付根の付近ところ】に焦点を当てて、関節的に無理のない動きについて今回はお話していこうと思います。

早速ですが、まず股関節がどのような構造なのかみていきましょう。

股関節はどこなの?

関節というものはそもそも骨と骨との連結するところの事を意味しますので、玉のようなところと骨盤との間の空間のことを指します。

字が汚くて申し訳ないですが、右の画像ここと書いてある部分がそれに当たります。

この玉みないなところは球関節【きゅうかんせつ】と言いまして、骨そのものが丸く出来ており、くるくると回るように動く関節になります。ですので動きとしてはかなり自由度の高い関節と言えるかと思います。【さまざまな方向に動かせるということです。】

股関節の動きは6種類

ヒューマン・アナトミーアトラス2018 より引用【アプリ】

この股関節は大きく分けて6つの動きが出来ます。

この玉がついている骨ですが、大腿骨【だいたいこつ】【もものところの骨】と言いまして、

①このももの骨が前に持ち上がる動きが【屈曲[くっきょく]】→足上げ

逆にももの骨が後ろにいく動きが【伸展[しんてん]】→足後ろへ

③この図で見ると右のももの骨が外に開く動きが【外転[がいてん]】→足を開く

④その反対でももの骨が内側に行く動きは【内転[ないてん]】→足を内側にいれる

⑤このももの骨そのものが外側にねじられる動き【外旋[がいせん]】→ガニ股になる動き

⑥反対にももの骨が内側にねじれる動きを【内旋[ないせん]】→内股になる動き

※特に【】にある専門用語は特に覚えなくていいので、6つの動きがあることをまず知っておくだけで良いかと思います。この6つの動きを股関節では使って動きます。

ではしゃがむ【スクワット】ではこの動きがどのように使われるかみていきましょう。

実際はしゃがむ時は複雑に動いてる股関節

最初の立った姿勢 ※【スクワット時】

人間はロボットではないので、完全にこの①〜⑥の1つ1つの動きが分離されて動いて

るいるわけではありません。

股関節の動きでは①〜⑥の動きが複合的に合わさって動きます。

※実際に体を動かしながらやって頂くと分かりやすいかと思われます。

立った状態からしゃがむ際には①【前に骨が持ち上がる動き】、③【ももの骨が外に開く動き】、⑤【ももの骨そのものが外側にねじられる動き】を複合的に使ってしゃがむという動作が生まれます。これが股関節としては関節的に無理のない動きであり、一番骨についている軟骨組織を消耗しない動きであります。

【軟骨はよく居酒屋や膝軟骨ヤゲン軟骨で有名なコリコリした組織です→めちゃめちゃ美味いですよね笑】

関節的には良い動き

右の図を見てわかるようにお股を開いて、うん◯座りというか、ヤンキー座りが股関節的には無理のない動きなのです。あとはお相撲さんの股割りがイメージとしては分かりやすいかと思います。※ヤンキーは感覚的には鋭い感覚の持ち主なのかもしれませんね。。。

この動きから外れた動きをしてしまうと、あー膝痛てーとか股関節なんか詰まってるわ−とか足首にまで影響を及ぼして足首痛いんですとかになる可能性があるわけです。

右の図は関節の動きとしては無理のある動きです。これを続けていくと他の隣接する膝の関節やその下にある足首にまで影響がくる可能性もあります。

ここでは今回は深く話しませんが、専門用語で言えば運動連鎖【うんどうれんさ】と言いまして、意味は関節の運動が他の隣接する関節へ影響を及ぼすということです。→要するにみんな組織が繋がってるんです。

関節的には良くない動き

ではしゃがんだ状態から帰ってくる股関節の動きはどういったものになるかみていきます。

実は簡単で、しゃがんだ動きから元の立った状態に戻るだけなので、反対の動きをすればいいのです。

しゃがんだ状態からの立ち上がり動作は②逆のももの骨が後ろにいく動き【立ち上がる動作で言うと骨が立つ動き】

ももの骨が内側に行く動き【立つ動きで言えば開いてた足が内側に戻る動き】

反対にももの骨が内側にねじれる動き【外側にねじれていたももの骨が内側ねじって戻る】動きになります。

しゃがむという動作は行ったら帰って来る→元の立つ状態に帰るというお話というわけです。

→専門用語で言えばしゃがむ時は屈曲+外転+外旋が合わさっており、→しゃがんだ状態から立ち上がる時は伸展+内旋+内転が合わさっています。

※言葉で表現するなら玉が外側に回転しながらしゃがみ、立ち上がる際には回転した分内側に戻りながら帰ってくるというのが私のイメージです。

→関節に無理のない動きが出来ると楽にしゃがむことが出来ます。

このように関節的に無理のない動きは筋肉や腱などををねじらず真っ直ぐのまま使えるので強い筋力発揮がしやすかったりという可能性を多く秘めていると思っています。オーバーワーク【頑張りすぎて限界状態】などでない限りは痛みが出るような動き方の癖をして生活しているとも考えられますので、あれ??実際やろうと思っても上手くしゃがめない、やろうとすると痛みがある、上手くお股が開けない、こういう動きをしながら体力つけていきたいなどの場合は専門家もしくは私も出来るように支援いたしますので、検討されてみて下さい。→これ知るだけで出来るようになる人もいるから面白いな〜と思っています。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

関連記事

ページ上部へ戻る