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サブ4達成の秘訣は、走行距離?やることは2つだけ!

先日は、サブ5について書きましたが、今回はサブ4です。
→サブ5攻略のためのペースと秘訣

サブ5は実際、完走レベルなので、目標が「走り切ること」でした。

ですので、テクニックというか、レース中に立ち止まったり歩いたりをなくすこと、トイレにいかないということが重要になってくるので、

単純にランニングを習慣にするということが必要でした。

サブ4となってくると、それを踏まえてのある程度の走力が必要です。

マラソン大会に出ているけど、なかなかサブ4できない…という人も多いはず。

今回はその秘訣をお伝えします!

目安は月間走行距離150km。

マラソン攻略の本などにはよく「走行距離にこだわるな!」と書いてあると思います。

正直、サブ3するならまだしも、サブ4までは距離にこだわってもいいと思います。

大抵は、距離にこだわるよりも質にこだわるべきだと書いてあるのですが。

つまり、その質の部分を書いてあるのがマラソンの攻略本です。

その方が効率がいい!と思われるなら、そちらを参考にして頂きたいのですが、一般的にはこの走行距離が物を言うのです。

確かに、月間150kmを超えるために、ゆっくりすぎるペースで走ってたらあまり意味がない…

という声も聞こえますが…。いえ、これがサブ3などであれば話は別ですが、サブ4の場合はそのゆっくりのペースさえ意味があります。

月間150kmを超えるとなると、週に平均38km程度。

毎日通勤ランをしているという人とかなら余裕の距離ですが、仕事後ラン&週末ランの人には結構厳しい数字なのです。

週2〜3回の運動する時間を確保するだけでも大変な一般人にとって、1回10km以上の距離を求められるわけですから…。

ですから、サブ4をするためには、最低週2回のランニングする時間を確保することが大前提。

150kmにいかないまでも、月100km以上がコンスタントにこなせるかを考える必要があるのです。

やはり、週2回以上最低走ることと、月間100km以上。これが最低ラインです。

それでも4時間30分くらいまではいくはずですが、4時間が切れない場合は、150kmまで無理なくのばすことを考えることが懸命です。

せめてレースの2ヶ月前、3ヶ月前だけでも150km以上を2回は達成しておくと、自信になるはずです。

レースまでの1ヶ月はあえて100km程度に抑えておくことも必要ですね。

それでも距離だけだと心配だな…という場合に質を考えていってみましょう。

この段階を誤ると、質+量となって大きな負担を強いることになります。強度の高いトレーニングよりも、まずは土台を作るという意味でも、距離をこなすことを目標にしてみましょう。

質を考えるのはサブ4をしてから考えるだけでもシンプルです。

ペースは1km6分程度。心拍数を意識してみる。

young fitness woman legs walking on forest trailサブ4で意識したいのが心拍数。マフェトン理論という心拍数を元にしたメソッドでは、ニコニコペースといわれる心拍数で長い時間走るのが有効とされています。

マフェトンの神髄を全て取り入れるわけではありませんが、その心拍数の目安を拝借して

180-年齢を引いた心拍数で長い時間走るということを実行してみましょう。

33歳の人であれば、180-33で、1分あたり147の心拍数が目安です。

このペースのランニングをベースとして、できるだけ長い時間を走るようにしてみましょう。

1kmあたり6分というのは、それくらいのペースで走れるようになってきたら、サブ4できる可能性は高いということです。

1km6分のペースで、心拍数が大きく上回ってしまうという場合は、まだ強度が高いということ。

適正なニコニコペースのままそれくらいのペースで走れるようになることを目標にしてみましょう。

たまにスピード練習として、5kmくらいを5分30秒程度で走るのも良いですが、これは総距離が無理なくこなせるようになったらで考えてみてもよいと思います。

サブ4のレースペースは5分40秒程度。

フルマラソンでサブ4する場合必要なペースは5分40秒です。

このペースで走り続けると、ハーフが1時間59分33秒で通過し、ゴールタイムは3時間59分06秒となります。

よほど余裕をもって通過したとしても、ハーフで2時間は切っていないと、確実にサブ4はできません。

マラソンで大事なのは、30km程度までウォーミングアップのつもりで走るということ。

どんなに前半カラダが軽くても、別人のように後半は脚が動かなくなります。

ですから、イメージとしては最初の5kmまでは余裕を持って1km5分50秒〜6分程度のスピードで走ろうとこころがけてみてください。

そうすると、うっかり浮足立って5分50秒を切ったペースで、ヘタすると5分20秒くらいで走ってしまうかもしれません。

そこで勘違いして「調子がいい」と思ってしまうと、オーバーペースでやられてしまうので、1kmあたり浮足立ったペースが出たら、できるだけペースを抑えるように前半はこころがけてください。

普段のJogの感覚なのにペースが速くなってしまうのは、レース前に疲労がしっかり抜けているということと、周りの雰囲気などで興奮してしまっているからです。

実際に心拍計を持っているという人であれば、普段のJogより心拍数が高くなっている可能性があります。

自分の感覚では楽に感じても、ちゃっかり心拍数は上がっているかもしれません。

しっかりレース前の調整がうまくいっていれば、最初の5kmがよいウォーミングアップとなり、そのあたりから勝手にペースが上がってきます。

その時は心拍数が安定しているのにもかかわらず、ペースが5分35秒前後あたりで安定してくればもう安心です。

最初から自分の目標タイムのペースで走ろうとすると、体の準備が整っていないために、余計に体内の糖質を無駄遣いして、前半でバテてしまう原因となります。

一度心拍数が安定すれば、よほどオーバーペースにさえならなければ安定してレースが運べるはずです。

欲を出さずにコンスタントに普段のjogのつもりで30kmまで走ってみましょう。

そうすると、30km超えたあたりから、半分までは鼻歌交じりではしれたはずのレースペースが、ちょっと頑張らないといけないペースへと変化してくるはずです。

コツとしては、前半5km以降は5分30秒台で走り続けること。

これに尽きます。

普段のトレーニングでは6分程度のペースでかまいません。

最後の2kmくらいは5分30秒くらいをちょろっと出すくらいの余裕はあってもよいですが。

サブ4は市民ランナーの証

Runner athlete legs running on grass seasideサブ4をしてこそ、ランニングを趣味としてコンスタントに行っている証拠といえます。

むしろ、ランニングで月100〜150kmをこなしていれば、多くの人が達成できる目標がサブ4。

この勲章が欲しくてフルマラソンのレースに出ている人も少なくないはずです。

タイムを狙っているなら、レース選びも大切です。

できるだけフラットなコースで、時期はマラソンシーズンの11月後半〜2月末くらいが、一番タイムが出やすいと思われます。

昨年はサブ5か4.5ができた!という人たちは、涼しくなり始めた10月あたりから走り始め、12月、1月あたりで150kmを達成し、2月の末あたりか3月頭のレースに挑戦・・というのがすんなりタイムが出そうな計画です。

ランニングの習慣。

これがサブ4の秘訣だといえますね!

 

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