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MEC食の注意点。マグネシウム不足で脚がつる人は要注意!

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Fotolia_80228763_XSMEC食という言葉をご存知でしょうか?MEC(メック)とはMeet Eag Cheeseの頭文字を取った言葉なのですが、その名の通り、この肉、卵、チーズを中心に食べる健康食事法をいいます。

MECを食べればいいというだけでなく、MECを食べることを最優先としながら、極力糖質を含んだ食材を避けることと、必ず食べたものを30回以上しっかり咀嚼するということもルールとしてあります。

沖縄徳洲会こくらクリニックの渡辺信幸医師が提唱しているこの食事方法は、現代人は糖質を必要以上に摂取しすぎていて、なおかつ動物性食品に含まれている必須栄養素が不足しているという観点から、その必要な栄養素を多く含む、肉、卵、チーズを必要量食べましょうというものです。

どれくらい肉、卵、チーズを食べるの?

Fotolia_79906433_XSMEC食では、これら肉、卵、チーズを食べればよいというだけでなく、一日に平均的に必要な量も提示しています。肉200g、卵3つ、チーズ120gです。肉の種類や卵、チーズの種類は、個人的には肉はグラスフェッド(放牧牧草が餌の肉)や、卵もフリーケージ(放し飼い)チーズもプロセスではなくナチュラチーズで、この原材料も餌のしっかりした牛のもの…などが良いと思いますが、そこまでのルールは提示されてはいません。

また、甘いジュースやフルーツ、お菓子類はもちろん。お米やパン、麺類などの糖質をできるだけカットすることも基準としてあるのですが、逆にエネルギー源として動物性の脂質をたくさん摂るということも提唱しています。

おそらく最もお勧めしている脂質の多い食品はラードとバター。MEC食では、野菜も付け合わせ程度でよいといっていますから、積極的に摂るようにはすすめていません。そのため、いままで炭水化物の嵩を利用して日々の排便が合った人などは、急に便秘になってしまうことがあります。

そういう場合、食物繊維を含んだ野菜をたくさん食べるのではなく、ラードやバターなどの高脂質な食品を大量に食べることを勧めています。そんなに高脂質なものを食べたら太ってしまうのでは?ということですが、実際脂質は糖質さえたくさんとっていなければ、不要な分は排出される作用があるそうで、この場合は摂り過ぎても大丈夫とのこと。

実際、これを実践している方々がみるみる太って肥満になってしまったということは聞きません。

実際MEC食はやせるの?

Fotolia_67660314_XSMEC食の本は渡辺信幸先生の著書として何冊か発売されていますし、実際それで2ケタも体重が落ちたという人はたくさんいらっしゃいます。

有名なところで、漫画家の椎名マキさんという方が、糖尿病になったのをきっかけにMEC食を実践し、1年で50kgもの減量に成功したというエピソードをそのままご自身で漫画にされた本が発売されています。

先日も紹介した糖質制限ですが、安易に糖質を抜くだけのダイエットをすると、栄養不足になってヤセはするけど、筋肉も落ちてやつれてきた…という人が後を絶ちません。それは、今までの食事から糖質を抜いただけで、必要な栄養素を十分に摂取できておらず、必要な栄養素まで消費してしまい、結果栄養不足になってしまうということが原因だと書きました。

このようなことを防ぐ為にも、MEC食では必要な栄養素をしっかり摂ろうと提唱しているのでしょう。実際のところ、野菜などを食べるよりも動物性の食品の方が栄養価的にも吸収率的にも優秀で、それを十分に摂取するということは重要なことです。

動物性食品は悪で、野菜などの植物性は体に良いという風潮が未だにありますが、その元凶となっているのがコレステロールをはじめ、飽和脂肪酸などの動物性の脂質に多く含まれる成分です。

これらが動脈硬化を引き起こし、心臓病やガンのリスクを高めるとされる話が昔からいわれているため、一般的には食べ過ぎに注意するべきだといわれています。

しかし、最近ではそれらが体で悪さをするフックになるのは糖質で、糖質さえ避ければ問題はないということや、むしろ植物性の油の方が体に悪さをするということさえわかってきています。(植物性油でも種類は様々ですが)

実際この食事法で血糖値がさがり、糖尿病が改善したり、肥満が大幅に解消したり、その他の病気が良くなったりなどの声がたくさんあがっており、効果は確かにあるようです。

必要な栄養素を十分に摂取するということをベースにしているので、栄養不足は起こしにくく、比較的安全に行うことができるのではないでしょうか

私はMECでやせなかったんですけど…という人

Fotolia_86877518_XSやせるという概念がなかなか難しいところで、MEC食はどちらかというとお医者様が一般的な肥満解消のために考えられた食事法です。

ですから、健康でそもそも健康基準からみて標準体型だという人が、さらにやせて美容体重としてもっと体を理想的にしたいという場合は、効果が期待できないかもしれません。

極端な話、もうかなりやせた人がさらにやせたいといってMEC食を実践したら、みるみる体重がさらに減ったなんてことになったら、健康法としては違ってきますから。

健康法としては、あくまでこの食事法をすることで健康になるということですから、栄養不足でやせていた人はむしろ体重が増えることもありますし(健康的にはとてもよいこと)肥満だった人はもちろんやせて適正な体重になるということです。

さきほどの漫画家の椎名マキさんも、50kgもやせるだけの脂肪があったということなのですから、一般的にやせている人だったら逆になくなってしまうことになります。

今よりさらにスタイルが良くなりたいという人は、この方法をそのまま真似ても、思ったような効果はでないかもしれないと考えたほうがよさそうです。ですが、栄養不足で不健康になる方法をおすすめするわけではありません。

MEC食での注意点!マグネシウム不足でこむら返りの可能性?

MEC食をはじめ、糖質制限食でもですが、脚をよくつるようになってしまったという人が結構います。それは何故でしょうか?

それはマグネシウムというミネラルが関係していると予想されています。

マグネシウムは体内の水分バランスや脳から筋肉への神経伝達に必要な栄養素です。マグネシウム以外にもカルシウムや亜鉛や鉄なども必要な栄養素ですが、これらは動物性食品で必要量が摂取できるのですが、実はMEC食だけだとマグネシウムに関しては不足してしまう傾向にあるようです。

マグネシウムは汗をかいたりなどでも消費され、運動での疲労などと組合わさると、こむら返りの可能性が非常に高くなります。

このマグネシウムは、主に海のものに多く含まれています。魚介類はもちろん、特にワカメや海苔などの海草類に豊富です。また、豆類やナッツなどの種子類などにも含まれています。

これらの食品も積極的に摂るようにしておくか、もしくはMECを食べる時に、海塩などを利用するといいでしょう。通常の食塩は塩化ナトリウムだけになってしまった精製されてしまったものですが、海塩は精製度がひくく、海水にふくまれるマグネシウムの成分や、カリウムなど他の有効な成分も摂取できるようになっています。

塩というとどうしても敬遠されがちですが、塩化ナトリウムではない海塩はある程度しっかり摂取したほうが体内のミネラルバランスが整いやすくなります。

特に、沖縄のぬちまーすや、北海道の宗谷の塩といった海塩は、特にマグネシウム含有が多いのでおすすめです。肉などにかけて食べると非常においしいですよ。

以上、私はMEC食を全面的にオススメしているわけではありませんが、MEC食の概要と注意点をご紹介しました。

 

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