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ブログ
11.102015
亜麻仁油、えごま油の取り扱い気を付けていますか?

最近は注目を浴びている亜麻仁油やえごま油、魚油など買って使っている方もいらっしゃるのではないでしょうか?
ですが、この油は取り扱いを間違えてしまうと逆身体に負担になってしまう可能性があります。
では取り扱い方となぜ逆効果になるかについて考えていきましょう。
油の酸化って?
油は、酸化と劣化によって傷んでいくものです。
酸化は対象とする物質が電子を失う化学反応のことです。
油の酸化の原因は、光、酸素金属イオン 湿気 熱 などの作用により酸化します。
- 光 太陽光線だけではなく、蛍光灯等の光も酸化を促す原因です。
- 酸 素 酸素が油と結合して酸化反応を起こす。
- 金属イオン 「銅」「鉄」「マンガン」「ニッケル」「クロム」「コバルト」等
金属イオンは酸化媒体として作用します。
前処理や製造、保存などの家庭で金属類との接触は避けましょう。 - 湿 気 湿度が高いほど酸化速度はあがり、湿度が10度上がるごとに反応速度が2倍に上昇。
このような事を通して油は酸化します。
以前も紹介しましたが、魚油、亜麻仁油、エゴマ油は不飽和脂肪酸を多く含んでいます。
この不飽和脂肪酸は非常に酸化しやすい性質を持っており、逆にバターなどの飽和脂肪酸は酸化しにくい性質を持ています。
脂質は酸化されると過酸化脂質という物質になります。過酸化脂質は酸化した油が体内に吸収されると、まわりの組織までも酸化させてしまいます。細胞膜にダメージを与え、組織の老化を進行させる可能性があり、肌や脳にもいい影響はなさそうです。
家庭用の食用油の多くはプラスチックボトルだったり、ガラス瓶である事が多く、光り通しやすい物が多く販売されています。光や空気が通りにくいプラスチックボトルなどのようですが、業務用のスチール缶や遮光瓶(青い瓶、茶色い瓶)などと比べると劣ります。
オメガ3の油は特に上記の状態にさらしてしてしまうと逆に身体への負担となってしまう訳ですね。
ではなにに気をつければいいでしょう?
油の取り扱い方(不飽和脂肪酸)
- 火にかけない→調理後ならかけても大丈夫です。
- サラダなどにかける(オイルそのままとる)
- なるべく遮光ビンの物を購入。光に当てない→遮光ビンでない場合は箱もしくは冷蔵庫で光を避ける環境を
- 開封後は1ヶ月以内で使い切る
- 蓋を必ず閉める
- 必ず冷蔵庫保存
上記の事に注意することによって、良い油として身体の一部となり、健康、美容に一役買ってくれるのではと思います。
今持って使っている人は早めに使い切り、今後購入を検討される方は遮光ビンや良質ものを選択肢し、健康、美容に役立ててみてくださいね。