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11.212015
砂糖には中毒性がある?

あと1ヶ月ほどでクリスマスですね。キリストの誕生日を祝う日にみんなでケーキやお菓子をたくさん食べてワイワイする。このようなイベント時における甘いものはいいですが、普段から間食や甘い物がやめられない。そんなことはありませんか?ご飯やパンを食べていれば足りるはずのエネルギーを過多になっているとブクブクと太ってしまいます。
今日は砂糖を摂る事によって身体にどんなことが起こるのかご紹介していきたいと思います。
砂糖って?
お店で売られている多くのお菓子やケーキには多くの砂糖が使われています。ここでいう砂糖というのは白砂糖やグラニュー糖のような白く精製された糖のことを言います。これらの原材料はさとうきびやてん菜ですが、精製の過程で不純物と一緒にビタミンやミネラルを取り除かれた、「甘い」だけの食品です。
これは単にエネルギーの固まりでしかなく、お腹の脂肪を落としたい人はまず自分のお腹の脂肪をエネルギーとして使っていけなければ、お腹のお肉は落ちる事はありません。砂糖などを摂取すると、この糖質のエネルギーから優先的に使っていくためお腹の脂肪は後回しになりやすいです。
昔は砂糖は貴重な存在でしたが、今では安価な物になり、皆さんの家庭料理の調味料の一部として活用されていますね。家庭料理において本来はコクを出す為のものなのですが、ただ料理を甘くしていくものだとして使ってしまうとあまり良くないかもしれません。。
シュガーホリックって?
ジュースや砂糖がたっぷりの缶コーヒー。毎日ケーキを食べる。「よくない」とわかっていてもやめられない。最初は少し食べれば満足できていた「甘いもの」も、食べれば食べるほどもっと食べたくなる。「甘いもの」がないとイライラしてしまう「甘いもの」ばかり探してしまったりずっと食べている。「甘いもの」に依存してしまっている状態を「シュガーホリック」と言います。
これは砂糖には高い中毒性があるため起こってしまうのです。「甘いもの」を摂取する事によって幸福感、多幸感を感じる事があるのではないでしょうか?これは脳の中で報酬系の神経物質であるドーパミンという脳内ホルモンが分泌されるからです。ドーパミン自体は「意欲を高めたり」「快感を得る」といった働きがあり、悪いホルモンではありません。また本来「食欲を抑制する」作用もあり、ダイエットにも向いているのです。
問題は「快感を得る」というところにあります。この快感を得たいあまり、さらに多くの砂糖を摂りたくなってしまう。ストレスを感じたとき甘い物がほしくなるのも一部ではドーパミンの分泌によって嫌なことを忘れたい、気分転換にという心理が働いているようです。このため「甘いもの」がやめられなくなってしまうのです。
対処法は?
イライラしたり、ストレスを感じて「甘いもの」が欲しくなったら。
- 深呼吸をする
呼吸が浅くなっていると無酸素状態になり脳がエネルギー不足と勘違いしているかもしれません。
- 食べる事以外でストレスを発散する
ストレスを対処出来ない場合はストレスを発散する場を作りましょう。
映画館や仲の良い友達と遊びにいくのもいいですね。
- 砂糖たっぷりのお菓子ではなく果物などからまず食べてみる
果物は砂糖より甘みを感じる事ができます。ただジュースですと食物繊維などがなくなってしまい、
満足感も得られず、砂糖と何ら変わりないので、
リンゴやパイナップル、ブルーベリーなど形のままの状態で食べましょう。
- ながら食いをやめて目の前の食事に集中する
パソコンや携帯をいじりながらお菓子をつまんだりしていて、無意識にたくさん食べているかもしれません。
「甘いもの」を食べるときはその食べ物を自覚し満足感を得られるように、
作業を一旦やめて食べる事に意識を向けてみましょう。
- 甘い物を食べるときは一人で食べずに誰かと食べる
一人で隠れて「甘いもの」を食べて食べた後の後悔や罪悪感でいっぱいになったりするのであれば、
甘いもの食べるときは友人と食べて楽しみましょう。
食べてはいけないものなどなく、「甘いもの」を食べる機会が減っていけばいいのです。
いかがでしたか?私もしかしてシュガーホリックなのかも!?と思われた方は一度自分の食事を振り返ってみたり、対処法で出来そうな物があれば、1つでいいので実行してみてくださいね。