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2.32016
mec食の注意点。不足が予想されるもの①

mec食における食事においてですが、前回もmec食における概要、注意点やマグネシウム不足についてのご紹介があったと思います。そんなmec食ですが、栄養の観点から不足する物はまだあるのではと思い調べてみました。
まだみていない方はこちらMEC食の注意点。マグネシウム不足で脚がつる人は要注意!ををご覧ください。
ではさっそくですが、mec食を栄養の観点から不足する物があるかみていこうと思います。
mec食で不足するもの。ビタミンC
MEC食という言葉をご存知でしょうか?MEC(メック)とはMeet Eag Cheeseの頭文字を取った言葉なのですが、その名の通り、この肉、卵、チーズを中心に食べる健康食事法をいいます。
とご紹介していますが、この3点おいて共通するのは人間にとって必要不可欠なビタミンCが不足するところが一つ挙げられます。
まず卵!完全栄養食と言われている卵ですが含まれるビタミンCはなんと0なんです!知ってましたか?
そして次にチーズです。チーズも0なんです。そして残されたお肉はたして…これもほぼ0に近いんです。食品成分表をみても大体1mg〜2mgと記載されています。唯一とれるというものを挙げると肝臓で100g当たり牛で30㎎鶏肉で20㎎となっています。肝臓食べないとってなってしまいそうですね。笑
補足 ビタミンCは現代の人間では合成(身体で作る事が出来ない)とされております。
以前ビタミンCが不足することで起こる事についてもちょこっとお話しました。
以下
- 歯茎からの出血(血管の結合が緩み出血しやすくなる)
- 切り傷の治りが悪くなる
- 骨がもろくなる
- 免疫力の低下
- 肌のハリが失われる。
このような形で紹介させて頂きました。
ただし、これらの症状は3–12か月に及ぶ長期・高度のビタミンC欠乏でないと生じない。
と言われております。長期的な不足で起こるということです。
また現代においては喫煙において血中のビタミンC濃度が低下が問題視されています。身体の中ではでは、1500mgほどのビタミンCが蓄えられ、それを超えると尿中に排泄されます。たばこを1日20本吸う人では、貯蔵される量が1000mgあるいはそれ以下に減ってしまいます。20本で500mgなので、1本につき25mgのビタミンCが消費されることになります。米国などでは喫煙者に1日200mg以上のビタミンCの摂取を勧告しているそうです。。
これに関しては受動喫煙という形で喫煙者でない人も注意が必要になってきます。吸ってないのに吸っている人同様にビタミンC不足する可能性があるということですね。
厚生労働省における18歳〜29歳男女のビタミンC摂取量の目安は推定目安量が85㎎で推奨量が100㎎となっています。
特記事項においては:推定平均必要量は、壊血病の回避ではなく、心臓血管系の疾病予防効果並びに抗 酸化作用効果から算定していると述べられているため壊血病の回避ではないということになります。自分の生活様式によってはもっと必要な可能性もありそうですね。
以上の事を踏まえてのまとめるとメック食においては
- 卵・チーズ・肉だけでは厚生労働省の言う必要量には届かない。(ビタミンC100mg)
- メック食では200gをまず推奨しているので栄養成分表から見れば牛の肝臓のみでも足りない。(200gでビタミンC約60㎎)
- メック食を実践しつつ、喫煙している場合その時点で血中ビタミンCが欠乏してしまう可能性がある。。
- 長期的に(3ヶ月〜12ヶ月)メック食のみだけにしてしまうとビタミンCは不足し壊血病の恐れがある。
のではないかと思います。
私の見解としてはまずは
厚生労働省の言うビタミンCの必要量はどんな形であれとってもいいのかと思います。
補足 今回の記事では過剰摂取における問題、吸収率については述べていませんのであしからず…
そんなわけでビタミンCがとれる食べ物をご紹介します。
ビタミンCを多く含む食品、100mg当たり
- ピーマン 約76mg
- モロヘイヤ約65mg
- ブロッコリー約54mg
- かいわれだいこん約47mg
- かぶ(葉)約 47mg
- こねぎ約 44mg
- さやえんどう約44mg
- スナップえんどう約 43mg
- あしたば約41mg
- キャベツ(生)約41
- つるむらさき約68mg
- モロヘイヤ約65mg
- ブロッコリー約54mg
- カリフラワー約53mg
- かいわれだいこん約47mg
- かぶ(葉)約47mg
- つまみ菜約47mg
- こねぎ約44mg
- キウイフルーツ約69mg
- イチゴ約62mg
果物と野菜しかないやん!って突っ込まれそうなんですね笑。
この時期ですと、オススメはイチゴとキャベツですね。季節物は栄養価高いですし農薬も少ないですし、お安く手に入りやすいです。ただ今年の収穫量などにもよりますが。
国がいってる基準もみつつ、人の生活様式によって必要量というのは変わってくるのでそれを念頭においた上で食事の指導やどうなってきたいのかなど一緒に考えていけたらなと思います。