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プロテインって痩せるの?プロテインはどんなもの?

プロテイン摂ると筋肉がつくの?プロテイン飲むと痩せるなどの広告や人から教わったなどありませんか?そのプロテインですが、実際のところ中身は何で出来ているのか?身体の何に役に立つのかなどお話し出来ればと思います。

プロテインとは?Woman after fitness workout

プロテイン(protein)を日本語に直訳するとタンパク質と言います。

さらに語源をたどると、プロテイン(タンパク質)の語源となるギリシャ語プロティオスは、「一番大切なもの」という意味を持ちます。タンパク質は体の機能を調節する酵素やホルモンや免疫抗体の材料にも使われます。

「プロテイン」といった場合は、プロテインパウダーなどをイメージしている方が多くいらっしゃいますが、これは間違いではなく、日常的に「プロテイン」という場合、たんぱく質を主成分とするプロテインサプリメント(栄養補助食品)のことを指す事が多いようです。

プロテインって痩せるの?プロテインで筋肉がついちゃう!!など言われる方もいますが、栄養素の一つであるタンパク質です。あくまでも身体に必要なタンパク質を効率的に補うためのもので、身体作りのために筋肉量アップだけでなく、ダイエットや理想のプロポーション作りなど、様々な用途に活用されています。ということはタンパク質を取るだけでみるみるヤセていく、みるみる筋肉がついていくというのは難しいということです。

タンパク質と身体との関わりFotolia_51033109_XS

先ほども説明がありましたが、タンパク質は人間の身体にとって非常に重要なものです。タンパク質は、すべての細胞の原形質の主成分で、細胞内で起こるあらゆる生命現象に深く関係しています。「タンパク質のない生命はない」といわれている程です。ということはとっても大事な栄養素ということですね。

タンパク質は筋肉、肌、内臓など身体の材料であり、ホルモンや神経伝達物質などもつくっています。ということは不足するということは身体の材料が足らないということです。

タンパク質は人間の身体の必須の栄養なので、不足すれば体に影響が出てしまう可能性もあります。医学的に欠乏症で有名なのはニュースなどで取り上げられる、アジアやアフリカの地域で栄養失調の子などがイメージしやすいと思いますが、極度のタンパク質不足に陥るとクワシオルコルいうお腹がポッコリしていて足や手は細いという状態になります。引用「wikipedia クワシオルコル」→右側の2つ目の写真がわかりやすいかと思います。

個人的には診断できる身ではありませんが、ヤセようヤセようと思い、タンパク質など避けたりして、ポッコリお腹で脚や腕が細い女性などでこのような状態「クワシオルコル」の予備軍という可能性もあるのではと思います。普段の姿勢、食生活など個々で見ないとわかりませんので安易に思い込まないようにしてくださいね。

先ほどヤセないとは言いましたが、身体に必須な栄養素ですので、欠乏状態が日常生活で続いていれば、普段よりも代謝や上がったりすることは大いにあります。また人が消費するエネルギーは、大きく分けて3つあり、「基礎代謝」「生活活動代謝」「食事誘導性熱産生【DIT】」です。DITは”Diet Induced Thermogenesis” の略称で、タンパク質は糖質、炭水化物、脂質で最もDITが最も高く、普段の食事で、この3大栄養素のバランスを変えるだけで「タンパク質を増やす」、DITをあげて消費エネルギーを増やすことも可能ということです。

欠乏しすぎでむくみの原因になったり、身体に必要な栄養が足りなくなり、上手く身体の機能が使えなくなるということもあります。ただヤセてではなく、取りすぎの指標としては便が臭くなっていたりする場合は取りすぎている可能性があるので注意しましょう。

タンパク質の摂取どれくらい必要なの?IMG_3617

タンパク質はまず最低量として除脂肪体重分はとりましょう。除脂肪体重とは自分の脂肪分を除いた体重を指します。

例えば50kgで体脂肪20%だとしますと、50×0.8で40になります。この40gが必要ということです

手のひら目安で言いますと手のひら2枚分もしくは握りこぶし2つ分のお肉や魚を食べれば大丈夫です。

※脂身が多ければ脂質の割合が高くなりますので注意しましょう。

まず今どれくらい取れてるかな?と確認してみましょう。IMG_3618

足りないのであれば上記の量は満たしていけるといいなと思います。量が多くて食べれないという場合や苦手なものが、多いなどあればプロテインパウダーなどを活用していきましょう。プロテインパウダーについても今後話していきたいと思います。

※活量が多い方や、糖質抑えてる方などの量としては少ないのでまず一般的な活動量の摂取の目安としてお使いください。

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