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トレーニングの際に糖質はなぜ必要なのかについて考えてみる。

こんにちは。

今日では糖質制限が流行ったりと糖質をあまり摂取しないという流れもでてきました。
糖質を抑えていて、きちんと他の栄養を摂取し、元気に過ごされている方々もいらっしゃるので、健康や痩せるに関しては色んな方法があるということでしょう。今回はその話ではなく、トレーニングの際に糖質はなぜ必要か?が題名ですので、について少し焦点を絞ってお話していこうと思います。

トレーニング【訓練】は環境や運動の刺激に対する人体の適応性を利用し、身体運動を行うことによって人間の体力を高めることもしくはその過程をという意味で話していきます。

糖質と運動については呼吸商というのが一つ重要なので、それを踏まえて書きます。

呼吸商ってなんですか?

呼吸商(こきゅうしょうRQ)とは、ある時間において生体内で栄養素が分解されてエネルギーに変換するまでの酸素消費量に対する二酸化炭素排出量、 呼吸率、呼吸係数とも呼ばれます。

→呼吸の際に排出される二酸化炭素量と、摂取した酸素量の比率を表します。

消費エネルギーのうち、どのような割合で栄養素が燃焼されているかを表します。

※激しい運動を行うときは、「呼吸商」ではなく、呼吸交換比という言葉を用いるようです。

私たちは食事を摂取しその栄養素を分解してエネルギーを発生させて生きています。【菌が作ってることもあります。】栄養素を分解してエネルギーに変えるには、酸素が消費され二酸化炭素が発生します。

→CO2削減だ!!!って言いながら運動すれば二酸化炭素自分たち出してるやん!って個人的にはつっこみ入れたいとこなんですが笑

栄養素の呼吸商は、蛋白質、糖質、脂質などの栄養素の種類により異なります。

糖質の呼吸商が『1』だと→糖質からのエネルギー供給率100%

蛋白質の呼吸商が『0.8』

脂質の呼吸商が『0.71』だと→脂質からのエネルギー供給率100%

と言われています。

※乳酸で有名な八田先生は呼吸商が上がっても全く脂肪が使われるということはなく多くの場合、糖質も脂質も使われているとおっしゃられています。

呼吸商が大きいということはそれだけ酸素消費量が少なく、二酸化炭素が発生しやすい栄養素ということになります。

 

簡単に言えば激しい運動になればなるほど糖質が必要になるということです。という事は激しすぎる運動の最中は体内にある糖質を使って身体を動かしているので、激しく動いている最中は体内の脂肪を使う割合は減るということでもあります。と考えれば激しい運動をこなすことが出来るようにするという目的【パフォーマンス向上】であれば糖質をとって動くというのも大切になると思います。

いかがでしたか?

何を最優先にして目的を選ぶかというのも考えていきたいですね。

※肝心の目的があやふやになっていると迷子になるので、それも専門家に相談というのもありです。

ではまた。

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