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9.12018
胸周り【胸椎】の動きと柔軟性は大切。→しくみと理由について ゴルフやボクシングを例に

こんにちは。
今日は台風も近づいており、雨が降ったり少し肌寒い日などもあり、寒暖差がはげしいですね。このような日は身体が冷えやすいのでこまめに動いたり、上着を羽織ったりして身体を冷やしすぎないように気をつけましょう。
今日は指導中に言われることを踏まえてたりして背骨の動きを解説したいと思います。
まずは背骨の骨の分類と動きについて知る【構造としくみ】
背骨は【脊柱とも言います】大きく3つに分かれており、
首【頚椎→けいつい】胸【胸椎→きょうつい】腰【腰椎→ようつい】と分類されます。
この画像のように上から首7個の骨【C】、胸の骨12個【T】,腰の5個【L】で形成されており、
この骨は構造によって骨が先天的に変形や事故などで損傷していなければ、一般的な動きの【動く範囲】可動域というのが存在します。
真ん中の青色のグラフが回旋といって背骨をねじるときに骨がどれだけ回転しながら動くかというグラフになります。
とりあえず細かいところは今回は割愛して大枠でみていくと、
- 頚椎【首】約40〜50度 一番動きます。
といってもグラフにあるように2番目の骨が一番くるっと回ります。
- 胸椎【胸】約35度
- 腰椎【腰】約5度 となります。
首よくうごくな〜って思いませんか?がしかしスポーツによってはこの動きをメイン使わないものも存在します。以下を例に見ていきましょう。
特にスポーツにおけるゴルフのパターやボクシングの動きでは背骨でみると胸椎がよく動く必要がある。
ゴルフではボールを打つ瞬間までやバックスイング、パターの際にはインパクトまでボールをみ続けます。この際本来はよく動く首は正面を向きボールを見たまま身体【他の背骨】を撚る動きになります。
要するにあまり顔と首は正面のまま動かさないということです。
またボクシングにおいては敵は対面におり、基本的には身体が半身の状態から攻撃をしていくものであり、
【実際はすでに首は若干ひねったまんま】常に相手を見ているのが基本になるため、殴られて首が上がるなどか、
首の柔軟性及び可動域を利用し、首抜き【首を回転させパンチの衝撃を逃がす技術】でなければ、相手を見ているため首をメインにしてあまり動かしながら戦いません。
むしろパンチを貰いながら首が動いていると見栄えが悪く原点され、試合を優位に進めているようには見えなくるためでもあります。
今回は背骨をメインに話していますので書いていませんが、他に動くべきは、股関節【お股です。】や胸椎がメインとなって回旋【回転】運動が行われるものと考えられます。
また指導の際に腰回せって指導がよくあるのですが、腰って構造から見ると【腰椎】は約5度しか動きませんので、実際は腰じゃなくてメインは胸椎【胸周り等が少しづつ回転】と股関節【玉が回転】【画像の丸い所の関節と関節の間のことを言います。】で行われるものだと思います。
また全身の回転を利用する際には頚椎、胸椎、腰椎をフルで活用すると大きな回転運動を行うことが出来ます。
誤った指導で本来動かないところを回してと指導して、腰痛めさせてしまったとなってしまっては本末転倒なので、
本人の腰の認識はどこにあるのか、構造的な説明など必要であれば行い、一緒に確認しながらやっていくという方法も1つではないかと感じています。
→私本人も完璧かと言われると涙です。お手本をみせるのも練習あるのみですね。努力します。
※補足今回は記載、説明していませんが、腰椎側屈時【背骨を横に動かした時の事を言います→ラジオ体操だと片手バンザイしながら横に体を倒す動きです笑】の回旋【回転】
を組み合わせ運動→カップリングモーションという背骨の動きも存在し、今回はこれも話すと長くなるので割愛します。
体幹【今回は背骨のところと定義します】体幹は固めるんだという表現もありますが、実はとても骨たちはつながりを持って動いています。
固めるというよりは本来安定するべきところは安定しつつ、
動くべきところが上手く動いて、スムースに動ければいいのではないかと思っています。
普段、腰が痛い方や、どこか体動かした時などに詰まった感じが取れないなどは身体の使い方、手順に問題があることが多いので、上記のような構造的な要素を念頭に、
一度座位【座った状態】立位【立った状態】などで動かし方をみさせていただいて一緒に確認しながら指導ができるよう心がけています。
現在みさせていただいているお客様の復習にもなるとおっしゃって頂いたので、トレーニングの原則にあるように継続性の原則
【トレーニングを継続し続けることで効果が現れてくること】のように続けて行きたいと思います。ご興味があれば只今キャンペーン中ですのでいらしてみて下さい
※画像を引用、拝借しましたところには画像をクリックしますと飛べるようになっていますので、ご興味があれば飛んでネットサーフィンなども面白いと思いますので、よければされてみて下さい。