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意識する前に身体はすでに動いている?について考えてみる。

こんにちは。

ここ何ヶ月か前にNHKの特集で身体のしくみについての番組があり、脳だけが命令してるのではなく各組織、臓器、細胞などからも信号を送っているよ〜と言ったりと研究者さんがいるおかげてまだ身体のわかっていないところなどが少しづつ解明されたりしています。ありがたいですね。

今回は脳について面白い内容がありましたのでみなさんに紹介できればと思います。

私達は0,5秒前の世界に生きている?

ベンジャミン・リベットさんという方の研究でわかったことなのですが、完結的に言うと私達が何かを意識【認識】するときには必ず0,5秒の遅れがあるとのことでした。

どういうこっちゃって言われそうなので説明すると、野球やソフトボールでいうと、ピッチャーが投げてからそれを打つ側が脳が意識したのはピッチャーが投げた0,5秒後になります。

ボクシングではパンチが来るって意識してから、0,5秒後にやっとそれ意識できるのです。

→パンチ来るのに0,5秒あとに意識だったら本来パンチをボコボコにもらってるはずなのですが、プロボクサーの方たちは避けているのはなぜでしょうか?

→また最近スポーツとして認知されつつあるプロゲーマーもあかんこの攻撃防御せなあかんってボタンを押そうと思っている前にボタンは押して操作していると考えられます。

トップクラスは出来なきゃ負けます。笑

必ず事象の発生と事象を意識したときには約0,5秒の遅れが生じているということです。じゃボールが到達する前が0,4秒だったらどうするのというとことになってしまいますね。

※細かい詳細など気になった方はベンジャミン・リベットさん著書のマインド・タイムなど読まれると理解が深まるかもしれません。

意識が生まれていなくても反応【避けたり、打てたり】できるのはなぜか?

神経のメカニズム上は反射的に体を動かすのは【約0,15秒】程度であれば可能と言われており、繰り返しによって習得された技術であれば、もっと早く反応できるということだそうです。

※いろいろ知らべましたがこちらの数値もバラバラです。分かり次第加筆します。

→【これ自体も要するに反射、反応が速くなるように訓練、トレーニングを重ねる必要が出てきますね。】

ということは意識する前に無意識に反応しているということになり、上記を踏まえるとスポーツにおいては一流の選手は無意識と無意識が戦っているということになります。笑

脳を介さない反射を用いて身体をを動かす?

ではこの無意識の間に動かすにはどうしたらいいでしょうか?

反射においては脊髄反射というものがあり、脊髄反射は人間やを含む動物が刺激を受けた時に、脳で意識しないうちに脊髄が中枢【最も大事な所】となって起こる反応です。

感覚器【刺激を感知する所】が刺激を受容【受けて】してから行動に移るまでの情報伝達が脳を経由せずに完了するので、脳を経由して反応するよりも素早い行動が可能になります。

脊髄で運動神経に伝えられて即座に筋肉を動かして危険を回避する際に使われます。つまり筋肉は脳からの指令によって動かされる随意運動【意識して行う運動】だけでなく、脊髄内だけで行われる運動が内だけで刺激を伝達する脊髄反射によっても動かすことができるのです。

またこの刺激は脊髄を経由して円を描くように伝達されるということから、反射弧【反射弓と呼ばれます】→これは余計かな笑

脊髄反射の一つである伸張反射を利用して運動を行う?

伸張反射とは簡単言うと筋肉が勢いよく伸ばされた際に自動的に筋肉が収縮しようとする身体を守るために備えられた体の仕組みといえます。

よく運動指導者、技術コーチの間で言葉で言われるのは、反射、反動、バネなどと言う言葉に当たるかと思います。→私もよくこうだ!って言われて出来なくて悔しい思いでいっぱいなのですが。笑

上記のように無意識の中でのスピードを争うとするのであれば、このような脳を介さない反射を用いて運動を行う訓練も含めて運動方法を1つの方法として考える必要があると思います。

動作をするにあたってはその脊髄反射が起こる動作、動作手順が鍵になって来るのではないかと思いました。

あくまでこちらも体力要素、及び身体を整える【コンディショニング】の1部ですので、その他もろもろも強化など必要かと思いますが、スポーツマンとしてはこのような反射を用いて動けるようになるように励んでいきたいですね。

あまりまとまってるとは言えませんが、ではまた。

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