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意志力は消耗する!?【続けるにはどうしたらいい?】

なにかを始めるときはエネルギーをなにかと必要とします。そのエネルギーにも限界があるようで、筋肉同様に無駄に消費したり、使いすぎた場合は一度休むことが良いようです。と今回意志力の科学という本を読んだのでその内容もふまえて書いていきたいと思います。

意志力は消耗する

  1. 意志力の量には限りがあり、それは使うことで消耗する

  2. すべての種類の行動に用いられる意志力の出所は一つである。

何かを決定すると意志力は消耗するそうで、意志力が消耗すると決定ができなくなり、、毎回毎回難しい決断をする仕事をしているなら、ある時点で疲れ始め、エネルギーを温存する策を探し始めるそうです。たとえば決定を避ける、あるいは延期するといった方法が考えられるが、最も容易で安全なのは現状を維持することのようです。※本当に筋肉みたいですね!

このことから考えると、無理して頑張って疲れ果てている人は人に決定権を委ねる行動、アクションを起こすことそのものを避けてしまうかもしれません。私自身がそうですがあれもこれもとやろうとしてしまいがちで、すべてが中途半端になっていることが多いので、一つは目標は一つに絞って集中するべきとのことでした。難しい決断は、「決定疲れ」になる前していきたいですね。

→決定疲れが起こると、人は勧められたものをそのまま受け入れる傾向がある。先に難しい選択をすると、容易な選択から難しい選択へ移ったときよりも疲れるのが早く、買い物自体を楽しめないそうです。

意志力を鍛えるには?

  1. 自己コントロール力は、記録を付けるほうが高めることができる。

  2. 自分を数値化する。自分を客観的に見ることができ、自分の努力の成果を数値で確かめることができる。→記録を公開するなど友人とともに進めるとさらに効果が上がる。

  3. 計画をたてる。実行しなくても、「頭の中のサル」を追い出すことができそうで、「頭の中のサル」とは、やらねばならない他の仕事のことがしょっちゅう気になって、現在取り組んでいる作業に集中できないことを意味しています。→なんでもいいので自分が決めたことをやり遂げると意志力が強くなるとのこと。

  4. 「絶対止める」よりも「後でやろう」と考えるほうが、欲望を我慢できる。無理して我慢した後は、次の誘惑に負け易い。

  5. 先延ばしは意志力のエネルギーを消耗させるが、防ぐコツがある。一つのことで欲望をうまく抑えることができれば、生活のあらゆる面に波及する。だから、一度に目標を広げずに、重要な一つに絞って集中する。

  6. よい習慣をつける。こつこつ続ける自己コントロール能力は、「悪い習慣」から「よい習慣」へとジャンプする時に、最も効果を発揮する。「一気にやる派」より「こつこつ続ける派」のほうが成功しやすい。→出来ることの積み重ねですね。

  7. 大切なのは意志力をいかに使わないかが重要なポイント。自己コントロール能力の高い人とは、実は意志力を使わない人。彼らは脳の自動操縦機能をうまくはたらかせている。また、意志力の配分のしかたも心得ている。→的を絞っている。

これらの強化法は、仕事だけでなく、アルコール依存症や夜更かし、食べ過ぎ、浪費癖からの脱却、禁煙、健康的なダイエットなどにも応用可能でとのことで、悪い習慣を断ち切り、よい習慣を確立しようとするとき、自己コントロール力が目覚ましい効果を発揮してくれるようです。

上記からみると、記録をつける。数値化する。計画を立てる。目標を絞る。コツコツ続ける。というところがポイントになりますね。

また7つ目にある、意志力を使わないというのは自分が集中したいところ以外は意志力を使わないようにしていると考えられ、信頼の置ける人に決定権ゆだねたり、決まったことだけを【習慣、時間を予め決めておくなど、】行い、意志力を消耗しないようにしてるとも考えられます。

私なんかは美容院なんかは最低限のこれだけはというところだけお願いして、あとは信頼している美容院の方に丸投げしています。あくまで例ですが、こういう風に使うのも意志力の節約の一つなのかな?と思いました。

これ以外にもWILLPOWER 意志力の科学にはたくさんのことが書いてありますので、興味がある方は是非読んで、気になることがあれば実行されてみてください。

ではまた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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