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ストレッチっていろいろあるんですよのまき

こんにちは山家です。

みなさんよく準備運動で行こなうストレッチですが、ストレッチにもいろいろ種類がありますので、みなさんが使い分けて使えるようにと思いまして、ご紹介出来たらと思います。

前回のストレッチの話では割愛してしまったところについてです。

まずストレッチの種類に置いては

大きく分けて動的ストレッチ【2つ】、静的ストレッチというものがあります。

細かく言うとさらに細かくなりますが、またの機会に笑

静的ストレッチとは?

静的ストレッチは【スタティックストレッチ】と呼ばれるもので、

反動や弾みをつけずにゆっくりと筋を伸張【伸ばす】するストレッチング【伸ばし続ける】です。

このストレッチが一番有名だと思います笑

気持ちの良いところで伸ばした状態で止めて、反動をつけずに30秒〜60秒ほど伸ばし続けます。

※これは人それぞれ緩んでくる度合いが違いますますので、様子を感じながら伸ばし続けていきましょう。

このとき痛みが出る寸前で静止させます。でないと伸張反射と言って逆に筋肉が縮もうとしてしまう作用をだしてしまうので、それを出さないようにするのがこの静的ストレッチングの特徴になります。

【伸張反射自体は悪者ではありません。ただ筋の長さ出したいときには伸張反射を出さないで伸ばしていくのが大切ということです。】

筋の柔軟性【長さ】を向上させ、関節可動域を拡大したい方におすすめのストレッチングです。

運動直前にやりすぎてしまうとリラックスしすぎたり、反射が〜など言われてはいますので状況に応じて使いたいですね。

動的ストレッチとは?

こちら大きく分けて2つありまして、ダイナミックストレッチとバリスティックストレッチというものがあります。

バリスティックストレッチとは?

こちらは静的ストレッチとは真逆で反動を用いて行うストレッチになります。

筋肉を伸ばし続けることがありません。

脱力状態から反動を用いて、対象の筋肉の伸張反射を起こさせ、筋の反応性、出力を高める目的などで用いられます。

こちらは練習前などに筋の反応【出力】を良くしたり、全身の筋温をあげたりする事も可能です。

やり方のポイントとしては

  1. 脱力した状態から反復運動で弾みをつけて行う。
  2. 徐々に身体を大きく動かしていく。→小さくから大きく
  3. 反動を使った際に対象の筋肉の伸びを感じる。

になります。

※ラジオ体操がこちら当てはまります。

ダイナミックストレッチとは?

相反神経支配を利用してストレッチングに応用したものがダイナミックスストレッチングです。

※相反神経支配ってなんですか?

相反性神経支配とは、 主働筋が収縮する際に拮抗筋を収縮させない(弛緩させる)命令が出されるというような、互いに拮抗しあう筋の活動を抑制するメカニズムのことを言います。相反性抑制ともいいます。

これだと何いっちゃってんのってなるので簡単にすると、

伸ばしたい、緩めたい方の筋肉の反対の筋肉を収縮させることにより、伸ばしたい筋肉が伸びるよう【弛緩【ゆるむ】】緩むようになってくれますよということです。そういう仕組みをそなえているのです。

バリスティックストレッチとは違い、反動を用いて行うのではなく、反対の筋肉を縮めることで、伸ばしたい筋肉を伸ばしていきます。

ですので、ポイントは伸ばしたい方の筋肉の反対の筋肉を意識的に収縮させることです。これは静的ストレッチにも応用が可能です。

動的ストレッチの得られる効果は?

関節可動域の増加

身体を動かすことで筋収縮を促し、筋温・体温を上昇させます。

※ただキンキンに身体が冷えた状態で行わず、寒い日や地域では暖かくして行いましょう。

筋温の上昇により、関節可動域の増加につながります。→冷たい状態でだと筋肉動かしづらいですよね!

運動時の怪我防止

運動前に関節回りや筋肉を温めておくと、運動による身体への衝撃を受け止める用意ができ、怪我の予防につながります。【筋肉や組織を柔らかい状態にしておきます。】

酸素摂取量の増加

筋温の上昇により、体内の血液循環量が増え、酸素摂取量の増加し、持久力向上につながります。【全身の循環を良くしていきます。】

神経系の活性化

筋温・体温の上昇により、中枢神経の興奮を引き起こします。

その結果、スポーツや運動に必要な運動神経の反応が速くなります。

いかがでしたか?

ストレッチにもいろいろありますので、目的に応じて使い分けて行いたいと個人的には思っています。

ペアストレッチなどもジムではお客様の状態や要望に応じてやらせて頂いています。

ではまた。

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