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腰痛の人がやるべき運動

 

二足歩行の人間の宿命といわれる腰痛。

実は、一生のうちで80%の人は腰痛を経験するといわれているほどです。

2013年の厚生労働省の調べによると、なんと全国では推定で2800万人もの人達が腰痛になっているそうです。

さて、そんな腰痛について、どうやったら改善できるのか?を書いていきたいと思います。

腰痛の85%は原因不明

実は現代医学において、腰痛の85%は原因不明といわれています。
残りの15%は、ヘルニアや脊柱管狭窄症などの病名をつけることができる腰痛ですが、なんと8割以上の腰痛が非特異的腰痛という、原因不明の腰痛であることが明らかになっています。

腰痛になったら、みなさんはまずどうしますか?整形外科に行きますか?接骨院や整骨院?マッサージや整体にいくのでしょうか?

少なくとも、医療的に診断が行えるのは整形外科だけですから、整形外科にいって、レントゲンやMRI、CTスキャンをすることが多いかもしれません。

ただ、それをしても結局は8割以上の確立で「原因がわかりません」と言われてしまいます。
しかし、ここでヘルニアなどの病名がついたとしても、選択肢は手術するか保存療法かのどちらかです。

手術をしない場合は、結局は痛み止めの薬や湿布、軟膏などを処方されるだけで、後は赤外線で温めたり、電気でピクピクと低周波マッサージ(EMS)を受けるくらいでしょう。

じゃあ、勇気を出してヘルニアの手術を受けてみたら?となりますが、これも大きなリスクです。

おそらく、どの医師も「手術をしても確実に治るかはわからない」と言うはずです。

椎間板から飛び出した「髄核」というものを切除することは可能だったとしても、だからといって腰痛が治るとは限らないというのが実際のところです。

ではでは…原因不明の85%ではない、原因が特定されている15%の人達でさえ、手術で治らない可能性があるとすると…なんだかお先真っ暗な感じがします…

腰痛は老化で起きるのか?

腰痛というと、高齢の方々の方が多く、若い人の方が少ないイメージがないでしょうか?

実は、古い情報ですが1979年に報告された「整形外科MOOK」によると、腰痛の患者で一番多い年齢制は3、40代の人達で、むしろそれより50代や60代の人達の方が少ないという結果がでたのです。

人口比などもあるかと思いますが、通常は年齢とともに右肩上がりになって起こりそうなものの、必ずしも老化のせいとはいいきれないようです。

少なくとも運動をした方がよい!

腰痛というと、安静にして…と思われるかもしれませんが、急性のぎっくり腰で動けないならまだしも、腰がダルい…というような慢性腰痛などの場合は、確実に体を動かした方がよい結果がでやすくなります。

ただ、その場合むやみやたらと動かせば良いというわけではありません。

筋肉は全身についていますが、このゴムのように骨から骨についた筋肉が私達の体を動かすために働いてくれています。

この筋肉を適正なバランスにもどし、正しい姿勢の保持と、動きのバランスを得られるようになることがとても重要だということです。

その場合、球技のような複雑な動きや、ゴルフといったひねる運動、ランニングのように持続的に負荷がかかる運動は、適度であればよいのですが、やればやるほどよいというものではありません。

リアクションレジスタンスは画期的なトレーニング方法

リアクションレジスタンスマシンというトレーニング機械をご存知でしょうか?

スポーツジムなどに行ったことがある方ならご存知かもしれませんが、筋トレ用のウェイトトレーニングのマシンは重りのプレートが重なっていて、使いたい重さに応じてピンを差し込んでいくようになっています。

マシンのバーなどを動かすと、ワイヤーでつながった重りが引き上がる…という仕組みですね。

しかし、この写真の重りのプレートは少し様子が違うのがわかりますでしょうか?

何かプレートの上にバネのようなものがついています。実はこれが世界5カ国で特許をとっているリアクションレジスタンス機構。

通常なら重りが上がるだけなのに、このシステムのおかげで、重りが上がりきった時に跳ね返ってくるという仕組みになっています。

この跳ね返りの力は、自分が発揮した力ですから、それがそのままダイレクトに返ってくると思って頂くとよいでしょう。

そんなことしたら過度に負担がかかるのでは?と思われるかもしれませんが、実はこの方が安全でケガのリスクを抑えながらもしっかり筋肉を鍛えられる仕組みなのです。

なかなか言葉では難しいですが…腰痛の皆様にやっていただく運動は実はこちら。

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なんだか余計腰痛になりそうな動きですね…。

ボディバランススタジオの「持ち上げ訓」という持ち上げ動作をするマシンは、このような動きをするのですが、負担の掛かる場所と軌道の関係で、これで腰を痛めるということはまずありません。

ウェイトトレーニングではデッドリフトという種目の動きと似ているのですが、いわゆるデッドリフトではスタートポジションでは背中を丸めてはいけませんし、フィニッシュでは腰を反ってはいけません。

しかし、力を入れる場所や動き方さえちゃんと学習すれば、こんな動作でも全く大丈夫。むしろこのほうが効率的に体を動かせます。

しかも、この動作の後は、背中がピンっと伸びて、姿勢も良くなります。背中が丸まって、重心が前にいき、筋肉が凝り固まっている方には是非行って頂きたい動きですね。

ボディバランススタジオは、このような特殊なマシンをマンツーマンで行います。

腰痛がどこにいっても良くならない…という方々。是非ボディバランススタジオにお問合せください!

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